真っすぐすぎるまでの「職人魂」
皆様と出会い、お力になり、世の中に貢献できることをめざして
弊社の創業は明治時代、日露戦争前にさかのぼります。
曽祖父の代に、農機具を製作することがその事業の出発点でした。
以来、ものづくりの技術力を土台にして、ステンレス製缶で地歩を固め、さまざまな業界のお客様に対応できるノウハウを蓄積して参りました。バブル経済崩壊後、厳しい時代ではありましたが、その中で唯一の希望が、多くの優秀な 『手』 と 『心』 を持つ熟練工メンバーとの出会いでした。
弊社製品の付加価値の大半は、このたぐいまれな『職人さんの手』によって生み出されます。そしてこの『手』は、真っすぐすぎるまでの『ものづくりへの心』によって生み出されます。職人魂と言ってよいかもしれません。
この業界でもよく名の知られた面々に、熱い向上心を持った若手・中堅メンバーが加わり、同業者が尻込みするような困難な製品に対しても、ひるむことなく立ち向かっていきます。
その一つの大きな挑戦は『医薬品の製造機器』でありました。誰もがその要求レベルの高さに驚く中、ある者は言いました。「よそでつくれるなら、うちでできないものはないやろ」。
現在は、おかげさまで医薬品機器を多く製作するに至り、微力ながら世の中のお役に立てているかと思います。ひょっとしたら、弊社で製作したこの難しい機械で、どこかの人の痛みがやわらいだり、病気が治ったりしているかもしれない。そのふとした思いが、弊社のプライドであり喜びです。
皆様と出会い、お力になり、世の中に貢献できることをめざして-。